学園世界のイロジカル

心の声が顔に出ていたらしく、龍矢は思わず、と言った感じで苦笑い。




「ま、まぁ…椿は気付いてないかもしれないけどさ、

基礎戦闘能力ならかなり強いよ、椿。

下手な職持ちになら、超能力を使わなくてもある程度までいけるって」




…まあ、確かに。


自分でも最初と比べたらケンカレベルはアップしてると思うけどさ。




それでも…



「目の前に強い人たちが並んでたら、ねぇ…」



「あ、それ僕も思います」



「零も一応私の中では強い人だって!」




なんせ私は…職宣告されてから早3週間経ったというのに。




あれから…なぜか移動魔法を使えたあの時から…全く使えてないんだから。




いくら超能力使いが珍しくて強くても…



それを発揮できないんじゃ、どうしようもない。




「あ、それとさ、椿。

すぐバレるかもしれないけど…超能力使いだってことは、できるだけ周りに知られないようにね」




「分かってるよ…

逆に今知られたら、学生決闘の時フルボッコにされる…!」




想像するだけで怖すぎる。


龍矢だってただじゃなかったらしいし…!




「…そういえば学生決闘って、どうやって戦うんですか?

まさか相手が気絶するまで、とかじゃないですよね?」




「あー…そういえば。

どうやったら勝敗ってつけられるの?」