2人にそんなこと続けて言われたら、さすがの私も傷ついちゃうからね…?



「ま、そこが良いんじゃないですか、椿は」



零の優しい声に、顔を上げる。



そこにはいつもと変わらない表情の零…いや、でもどこか、なんか違う気がする…




「椿と過ごしていたら、人生つまらなくなさそうです」




差し出された手。自然に私にも笑みがこぼれる。




「僕の名前は江崎零。

よろしくお願いします」




「……よろしく、零!!」




ピコン




可愛らしい電子音が零ポイセから聞こえる。



…デシャヴな気がするのは、なぜでしょうか。



いやぁ、この音どこかで昔…




柊も同じことを考えているのか、なにか考えてるような顔してる。



とりあえず3人揃って、零のポイセの画面を見………






「「えええええええええ!!?」」




「…びっくり、ですね」