証明するには、根拠が必要なんだ…
「そうですね、本を持ち上げてあなたに向かったのは僕です。
しかしあなたも不利だ。理由はどうであれ、人を傷つけた方が罪に問われる」
「罪にって…そ、そんなの正当防衛って言えば…!」
「正当防衛?
あんたみたいな人がその言葉を使うなら、僕だって使えるだろう。
お前らの言葉に対する正当防衛だ」
「そ、そんなの言いがかりで…!!」
この女は誰なのだろう。
この男も誰なのだろう。
「お前らに分かるか。
裏切られた者の気持ちが。
愛してくれる者がいない者の気持ちが。
全てを捨ててまで、人を憎いと思った者の気持ちが。
………………僕は全て、
分かっている、いや、解っている」
自分の部屋から、一応と置いてある包帯で左目を隠すように頭に何周もさせて巻いた。
例えようのない痛み。今まで経験したことのない痛み。
痛い…痛い。
誰か、助けて。
「そうですね、本を持ち上げてあなたに向かったのは僕です。
しかしあなたも不利だ。理由はどうであれ、人を傷つけた方が罪に問われる」
「罪にって…そ、そんなの正当防衛って言えば…!」
「正当防衛?
あんたみたいな人がその言葉を使うなら、僕だって使えるだろう。
お前らの言葉に対する正当防衛だ」
「そ、そんなの言いがかりで…!!」
この女は誰なのだろう。
この男も誰なのだろう。
「お前らに分かるか。
裏切られた者の気持ちが。
愛してくれる者がいない者の気持ちが。
全てを捨ててまで、人を憎いと思った者の気持ちが。
………………僕は全て、
分かっている、いや、解っている」
自分の部屋から、一応と置いてある包帯で左目を隠すように頭に何周もさせて巻いた。
例えようのない痛み。今まで経験したことのない痛み。
痛い…痛い。
誰か、助けて。

