学園世界のイロジカル

あっという間に決まった部屋割りに頷き、素直に龍矢についていく。



…なんで私、龍矢と一緒なんだろう?


どう考えても戦闘能力は零の方が私より高いのに、どうして私がマンツーマンなんだ…?



考えても答えはでなくって、しかもその間に隣の部屋にいつの間にか入っていた。



龍矢は扉を閉めると「さて」と言って、ニコッと笑う。



「じゃあ、訓練を始めようか」


「はあ…

センセ、まず訓練ってなにをやるんですか?」



「まあ、とりあえずは基礎戦闘能力をあげよう」


基礎戦闘能力?


私の顔を見た龍矢はふっと笑うと、ポイセを操作して私にとある動画を見せた。


えっと…2人とも私より年下ぐらい?


ひたすら殴る、蹴る、避けるを繰り返している2人の…えっと、少年。


1人の少年の蹴りが決まり、その少年が勝ったようなアナウンスが動画内で響いた。



「これを基礎戦闘って俺らは呼んでいる。

基本の戦闘、そのままだ」