学園世界のイロジカル

そこにいたのは…Qで。




姿形は違うし、声も違うけど…




私の中のなにかが「あいつはQだ」と言っていた。



ムチャクチャかもしれないけど…妙な確信がある。





「新入生歓迎会ということで、わたくしQが皆様に、


素晴らしい、手品をお見せいたします!!」






その言葉と共に、湧きあがる会場。




Qのファンも多いらしく、「Q-!」と叫んでる人も少なくはない。





「ではまずは、この人形を操って見せましょう!!」





そこで始まったマジックショーは、終始拍手で埋め尽くされることに。





…人形ショーの途中、人が見事な動きをする人形にひきつけられている間。




最前列にいる私に、ふとQと目があった。




えっと…ぐ、偶然、かな?




するとQは、軽く私に向かって…確かに、頭を下げた。




けどすぐに笑顔になって、会場中に向かって何かを話し始めたから、それが本当かは分からないけど。






「なあ、今日あった件はチャラにしてやらねえ?」



「私は賛成」


「俺もー」


「僕も、みなさんがいいと言うなら」




そう、マジックショーを楽しそうに見つめるみんなが言ったから。



「私も!!」




別にいいや、って思っちゃうんだよね!!