学園世界のイロジカル

「…柊に今度こそ勝ってやる、とは思わなかったの」




「見苦しいだけですよ」





「いくら今回3人が五傑席に入れなくても、まだ入れ替わりがあるんでしょ?

その時のあんたの悔しそうな顔が目に浮かぶよ」





零も参戦し、Qを罵倒する。言い方も荒くなっちゃったのが自分にもわかった。



けどQは悔しそうな顔から一転、また作ったような表だけの笑みを浮かべた。





「私は五傑席発表後のマジックショーを頼まれています。

その時にまだいる私の支持者たちが、五傑席に…生徒会長になるように推してくれるでしょう」





…五傑席発表後のマジックショー。最初っから、それが狙いなんだ。



唇を思わずギリリ、とかみしめる。




そんな私の様子を面白がるように笑ったQは、ステッキを一振り…



すると、倒れていた人形たちが次々と立ち上がってゆく。




「では、私はこれで」



「……行けばいいじゃない」





そう言ったのは、私じゃなかった。




「行けばいいじゃない。

私たちはここで引き下がらない。


この後の学生決闘であなたを倒せば…入れ替わりもすぐに行われる」





芯の通った声でそう告げたのは、ナミで。