学園世界のイロジカル

いや、階段部屋!?


それとも、大広間無限ループ中!?





ポイセを覗いても、もちろん連絡ナシ。




ま…龍矢は職柄、通知は来ないらしいけど。






龍矢と別行動をとって、もうかなり経った気がする。



イライラする、もう!




「椿」



「何!?」




「…落ち着いてください」




零が、ぴったりと視線を合わせてつぶやいた。




色違いの2つの瞳にじっと見つめられ、逆にたじろいでしまう。




見た目は不良でも、なんだかんだ桁違いなイケメンなのだ。




しかも、その言葉のギャップにも戸惑ってしまう。




…その戸惑いを、イラつきと零は勘違いしたんだと思う。




「本当に…大丈夫だと思います。あの2人なら。


龍矢も、きっとすぐ来ますから」




…本当にやめてほしい、と心の底から思った。


言葉だけなら、大分落ち着いてたと思う。




…けど!




「あ、ありがとう、

落ち着いたおちつた!」



「おちつた、って…まだ赤いですけど」



「いやー、大丈夫だから、うん!」




急に顔を両手で包まれちゃ、敵わない。



「僕の手は冷たいのですが」




そうゆう問題じゃないんだけどなぁ…



別に零に恋する確率なんてほぼないだろうけど、こんなイケメンに顔近づけられて平然とできる女性って…いるんだろうか。