聖夜side

「おーい、降りといでー。せいやくーん。階段の途中で止まってるせいやくーん。」

正直、ちょっとびびった。

いや、、かなりだ。

おれは、気配と足音を消すのは人一倍得意なハズ。

なのに、あの不法侵入の女は見抜いた。

しかも、、俺がいまどの位の位置に居たかも。