ぎゅっと、目をつぶり、ゆっくりと口を開く。 「…素直になれなくて、思ってもいないこと、言ってしまってごめんなさい。 本当は伝えたいことがあって、呼び出したの。 ……私、野々村のことが、好き。 ずっと、好き、だったんだ。」 結果はどうあれ、やっと、言えた。 そう安堵した瞬間、ふわっと柔軟剤の良い香りがして。 気がつくと、野々村の腕の中。