ニヤリと口元をあげ、疾風さんの耳元でなにかをボソッとはいた



ガバッっ





「ククッ。起きたぞ」

『え、あ、ありがとうございます。
…なにいったんですか?』

「ん~。仲直りできる魔法の言葉?」





な、仲直りできる魔法の言葉??

なにそれ





「3代目、それ、本当か?」

「あぁ。本当のことだ」






なになに?すごく気になる





「あの、双子が外で待ってるぞ?」

『あ!そうだった!』





いそいでベッドからおりて、準備する


洗面所で私服に着替えて、いそいで血液を飲む



洗面所からでると、



ガチャ




『…』





パタンっ




見なかったことにしよう


疾風さん、上半身裸だった…


見なかったことにしよう