「明日から夏休み!!!」

「どこいく??」

「ここ、宿題ないですからいいですよね」

「…あぁ」





はぁぁぁぁ。疾風さん、やっぱりご機嫌斜めだ…

私のせいなんだけどね





遊園地に行って、キスされてから、疾風さんを見れない…

目があっても、すぐに反らすのは私。

話しかけられても逃げちゃう。


倉庫にも行ってない



家でも私はすぐに部屋に戻る


だって、恥ずかしいんだもん


あのとき、受け入れた自分が…





「…二人とも、喧嘩でもしてるの?」

「疾風不機嫌だよ?」

「なにかあったのは確かですね」





だ、だって…。


そろそろ、教室に戻ろうかな





『き、教室戻るね』

「「じゃーね~!」」

「はい」