「あ!!!スイゲツ!!!カゲツ!!!」







そう叫んだとき、二人が同時につまずき、

転ぶ瞬間。



また泣いて帰るー!!なんて、言うな、
なんて、思ってると、違った







『か、__風の光__!!』







と、聞き覚えのある声に似た声がして、



スイゲツとカゲツは光の粒に守られて転ばずにすんだ







『せ、セーフ…。…あ…』


「あ、ああっ…!!!!!」

「う、ううっ…!!!!!」






楓と奏が驚いて指を上にさす

俺も「まさか」と思って上をみた



そこには、5年前よりも背が大きくなり、
髪も長くなり、

大人っぽくなった顔を赤くしたアクアの姿。