ヴァンパイヤが総長に恋をした




シュッ キンッ キンッ シュッ





刀と鎌が風を切る音、


ぶつかり合う音だけが、響く


さすが、クラシェ。



ミヤリよりはやるじゃんか




私は、目の前にいるカオンを殺すことだけが、頭にはいってた。


炎龍がいたことは、忘れていた





「ククッ。アクア様はバカだねぇ」





後ろから、知ってる声がして振り向いた



私が、忘れてたから、傷ついた




ウリエルが、気絶している疾風さんを持って、結界をはってない空中で笑っていた





『っ!!ウリエル!!!!!』

「殺しちゃってもいいよね?
この人間」





ウリエルの手には刀。



その刀は、疾風さんのお腹に向いている