ヴァンパイヤが総長に恋をした






ーー「だから言っただろ。

人間と馴れ合うなと。

だから、こうなるんだ。


俺も、人間と馴れ合ったから、苦しみ、辛かったんだ。


アクア、お前には、そんな思いはさせたくない。


だから、これからは、ヴァンパイヤを殺すことだけ、助けるだけを考えろ。

もう、人間と関わるな」






また、この声。


頭の中にスゥッと入ってきて、今のことを言うと、なにかが頭の中から消えたように感じた。





『はは…。あなたの言う通りだ。
人間なんかと、馴れ合うんじゃなかった』

「優良…??」

「優良ちゃん…?」





だれかわからないけど、ありがとう。





『わかったよ。近づかない。

あなたに言われたこともそうだけど、


人間なんかと仲良くできるわけないもんね。
それに、これからのことに、人間は邪魔。
私達の邪魔になる。
ここで友達きっといたほうがいいかもね』




疾風さんは無表情。

双子と麻比呂君は悲しげな顔。

飛鳥君と龍淵寺さんは驚いた顔。