ヴァンパイヤが総長に恋をした







「どうする?」

「こらからか?
そうだなぁ。
まぁ、無視することだな」

『無視?』

「そ。見られたりしてるのを、全部無視」





無視か。

でも、視線が痛いしなぁ…





「ウリエルが言っていた、裏切られるって、…炎龍のみんなのことかな」

「…それ、俺もそう思ってた。
麻比呂、ヴァンパイヤ嫌いだろ?
…炎龍かも、しれねぇな」





炎龍か…。




『疾風さん、家でもおかしかった。
なんか、悲しい顔してた』





それをみたら、チクッ ってした





「ショックなんだろうな。
彼女がヴァンパイヤだなんて、知ったらだれでも悲しむさ」





そうかな…




〔炎龍様たち、このごろ屋上いってないらしいよ?〕

〔あの三人が来るかもしれないから、怖いんだよ〕

〔炎龍様たち、かわいそうに〕




みんな、屋上行ってないんだ