ふと、時計をみると時計は8時15分を指していて。 やばい、遅刻するっ! わたしは急いで準備をし、玄関を出た。 朝ごはんはいつも食べない。…いや、食べられなくて。 数年前からもうこんな生活だから、お腹もすかない。 学校からはそんなに遠くない。 遅刻しそうだっていうのに、足取りは重くて。体もなんだかだるい。 あ!遅れたら、余計クラスで浮くじゃん! それだけは絶対に避けたい。無理矢理に足を進めた。