「どういうこと。わたしはいじめてない。信じてよ!」 「ううっ…ひっく近寄らないでっ栞ちゃんっ、ひどいよっ」 被せるようにそう言った麻里奈は服がはだけていて、あざのようなものがみえた。 は、なにこれ。意味わからない、私じゃないのに何で嘘つくの? 「出てけ。お前なんてもういらねぇっ!」 そう言うと、髪の毛を掴み倉庫の外に放り出された。 どうして?何があったのかも分からない。私は何も知らないのに。 ねぇ麻里奈。何で、嘘つくの?