───ドンッ 誰かとぶつかって。 「ごめっ…なさ…」 倒れそうになって、壁に手をついた。 こんなことしている暇はないのに。そう思って立ち上がる。 でも、その子は現姫の西条麻里奈だった。 …っ。 あと一秒早くドアを出ていたなら、この人とぶつからずに済んだのだろうか。 私はいつも後悔してばかりで。いい道を選べない。 でも、この人は。 きっと、自分の思い通りに物事が進んで 行くんだろうな。 こんな時までくだらない事考えて。きっとこの後も後悔するんだ。