ナナ色Heart

はあっ?!

なんだか分からないのに、あたしが悪いの??

「この話、終わりな」

彼はそう言うや否や、あたしの鞄を奪い取り、自分の鞄とまとめて肩にかけた。

「学校終わったら俺の家集合だから」

「集合って程、人数いないっつーの」

思わず呟くと、山内君はクルッと振り向いた。

「ナナ、早く来いって」

あたしは、少し早足で山内君の後を追いかけた。

胸を押さえて、心の中で『ドキドキしちゃダメ』って、言いながら……。




その日のお昼休み。

「ブスって言われたのぉ!?」