ナナ色Heart

え?!嘘、マジで?!

あれって、確かチケとるの凄く難しくて……。

あたし、ダンス見るの大好きなんだ!

《行きたい!いいの?!》

『もちろん!詳しいことは、また後日な。てか、ナナ、電気ついてないけど、家にいないのか?』

隼人の家はすぐ隣。

《うん、ちょっと訳があって。多分1時間後には帰るから心配いらないよ》

『そっか、じゃ、またな!』

あたしは、隼人との短いやり取りを終えて、顔をあげた。

……げっ!

目の前に、不機嫌そうな山内君の顔があった。

「それって、今朝みた、ハヤトとかいう奴?」