ナナ色Heart

切れ長の瞳がキラリと光る。

「痛くて無理っつったら、食べさせてくれんのかよ」

「そ、そっちこそ、何考えてんのっ、そんな訳ないじゃんっ」

「顔がメチャクチャ赤いけど?」

「……!」

「お前って、どちらかと言うと目立つタイプで、服装もそうオトナシイ感じじゃないけど……案外、男馴れしてねーんだな」

いや、普通、赤くもなるでしょ……。

中身は想像と違うかったけど、山内君はあたしの憧れの人だったわけで、あたしはその彼の家で一緒に晩御飯を食べていて……。

その時、山内君が言った。

「あのさ」

「なにっ!」

不必要に声が大きくなり、あたしは更に恥ずかしくなった。

けど山内君はさして気にもしていないようで、こう続けた。