エレベーターのドアが開くと、あたしは一歩外へと踏み出した。
その途端、またしても神様が嫌いになりそうになった。
向こうから、有紗さんがこっちに向かって歩いてくる。
2号館の6階は、脳外科病棟だ。
有紗さんはあたしの姿を見て僅かに驚いた感じだったけれど、大きな瞳で瞬きもせずにあたしを見ていた。
やがて、目の前まで近づいた有紗さんは、足を止めて正面からあたしを見据えた。
「…約束通り蓮と別れたんですってね。彼、落ち込んでたわ」
あたしはなにも答えず、有紗さんを見つめ返した。
「私、今、蓮と暮らしてるのよ」
「……」
その途端、またしても神様が嫌いになりそうになった。
向こうから、有紗さんがこっちに向かって歩いてくる。
2号館の6階は、脳外科病棟だ。
有紗さんはあたしの姿を見て僅かに驚いた感じだったけれど、大きな瞳で瞬きもせずにあたしを見ていた。
やがて、目の前まで近づいた有紗さんは、足を止めて正面からあたしを見据えた。
「…約束通り蓮と別れたんですってね。彼、落ち込んでたわ」
あたしはなにも答えず、有紗さんを見つめ返した。
「私、今、蓮と暮らしてるのよ」
「……」


