ナナ色Heart

「なんなら、このまま…ん?」

そんな顔で、見ないでっ。

ばーくーはーつーするーっ!

「山内君はっ!!」

「なんだよ、でかい声出すなよ」

「あたしの事っ!いつ好きになったのっ!?」

早鐘のような心臓を感じながら、あたしは必死でそう言った。

すると山内君は決まり悪そうに視線を空にさ迷わせていたけど、観念したようにあたしを見つめた。

「1年の夏休み前」

「そ、そうなの?!なんで!?」

あたしが眼を見開いて山内君を見ると、彼はシャツを着てからあたしの後頭部に手を回して、トンと額を自分の胸に押し付けた。