あまりの衝撃発言に助手席でただ大人しくしているしかなかった。
車は暫く走ったと思ったらコンビニに途中寄って、それからまた少し走ったと思ったら何やら段々と薄暗い場所に進んでいった。
「ねぇ…どういうつもりですか?ねぇって……。」
この状況にさすがの私も不安が過る。
「着いたよ。自分で降りれる?」
駐車場らしき所に車を止めると樋山さんが漸く言った。
「あっ、はい……。」
着いた場所は少し小高い丘になっていて、ちょっとした遊具なんかもあるから公園の様だ。
普段と全く違う話し方をする樋山さんはコンビニで買った袋を手に持つと公園の奥にあるベンチに向かってスタスタと歩きだした。
「………わぁ!」
ベンチまで来てみるとそこからは綺麗な夜景が見えた。
「突っ立ってないで座れば。」
「えっ、あっ、はい。」
かなり普段と様子の違う樋山さんに戸惑いながらも同じベンチに並んで座る。
すると樋山さんがさっきコンビニで何やら買ってきた袋からごそごそと取り出した。
なんと、それはめちゃくちゃ甘そうなコンビニスイーツだった。
「あの………」
「スプーン、これね。」
と言ってプラスチック製のスプーンと一緒にスイーツを渡された。
取り敢えず、スイーツの蓋を開けてみる。
細長いプラスチックの容器に入ったそれは、ラズベリーソースの掛かったムース。
赤いソースの掛かった生クリームの下は薄いピンク色したムース状になっていて、その下には更にクラッシュされた真っ赤なゼリーが入っている。
色もグラデーションになっていて見ているだけでも綺麗……。
一口スプーンで掬って食べてみる。
!!!
「美味しいっ!」
「それは良かった。」
先程までと違った柔らかい表情でそう言うと漸く樋山さんもそのスイーツを食べ始めた。
車は暫く走ったと思ったらコンビニに途中寄って、それからまた少し走ったと思ったら何やら段々と薄暗い場所に進んでいった。
「ねぇ…どういうつもりですか?ねぇって……。」
この状況にさすがの私も不安が過る。
「着いたよ。自分で降りれる?」
駐車場らしき所に車を止めると樋山さんが漸く言った。
「あっ、はい……。」
着いた場所は少し小高い丘になっていて、ちょっとした遊具なんかもあるから公園の様だ。
普段と全く違う話し方をする樋山さんはコンビニで買った袋を手に持つと公園の奥にあるベンチに向かってスタスタと歩きだした。
「………わぁ!」
ベンチまで来てみるとそこからは綺麗な夜景が見えた。
「突っ立ってないで座れば。」
「えっ、あっ、はい。」
かなり普段と様子の違う樋山さんに戸惑いながらも同じベンチに並んで座る。
すると樋山さんがさっきコンビニで何やら買ってきた袋からごそごそと取り出した。
なんと、それはめちゃくちゃ甘そうなコンビニスイーツだった。
「あの………」
「スプーン、これね。」
と言ってプラスチック製のスプーンと一緒にスイーツを渡された。
取り敢えず、スイーツの蓋を開けてみる。
細長いプラスチックの容器に入ったそれは、ラズベリーソースの掛かったムース。
赤いソースの掛かった生クリームの下は薄いピンク色したムース状になっていて、その下には更にクラッシュされた真っ赤なゼリーが入っている。
色もグラデーションになっていて見ているだけでも綺麗……。
一口スプーンで掬って食べてみる。
!!!
「美味しいっ!」
「それは良かった。」
先程までと違った柔らかい表情でそう言うと漸く樋山さんもそのスイーツを食べ始めた。



