グイッと、更に強い力で髪の毛が引っ張られた。 「あああっ!!!やめてっ……痛いっ!!!痛いってば……」 ものすごい力で引っ張られ続けた髪の毛は。 ―ブチッ とうとう耐えきれなくなって、ゴッソリ抜けてしまった。 「汚い髪の毛」 言い返す気力さえなかった。 頭が痛い。 ヒリヒリする。 「さて……小春ちゃんを侮辱したクソ女には、たーっぷりお仕置きしてやらないとね」 そう言って不気味に笑う四ノ宮の手には、いつの間にか鋭く尖ったナイフが握られていた。