【続】キミとひとつになれたら







夕飯の時間。


私はあまり食べる気がしなくて、野菜をチビチビ食べた。





「河瀬ちゃん、肉食べる?美味しそうに焼けてるよ?」


「いらない……ごめんね」



お肉は今、食べたくない。
というか食べられない。




「それにしても……藤堂さん、どこ行っちゃったんだろうね」



桜川さん遠慮がちに言い放った。




どういうわけか。
さっきから藤堂さんの姿が見えない。


夕飯の準備をサボってたかと思ったら。



フラフラっと外に出て行ったっきり帰ってこない。





「あいつ、まさか帰ったんじゃないのか?」


「そのうち帰ってきますよ。心配する必要性はないですよ」


「内田、そんな言い方するな。まぁ、藤堂って気まぐれみたいだしな」



微かに胸騒ぎを感じた気がした。