思い出しただけでゾッとする。
でも翔くんは笑った。
「何だよその現実味のない夢は。四ノ宮じゃあるまいし、ありえないだろ、そんなの」
「だよね……」
ありえないよね?
翔くんがあんな狂った事するなんて。
「そういえば、小春さ」
「ん?」
「将来の事って何か考えてる?俺ら、一応3年だから進路を決めないといけないじゃん」
「あ……」
そういえば……。
すっかり忘れてた。
そっか……進路、決めないとダメなんだ……。
「考えた事、なかった」
考える余裕がなかった。
将来なんてお先真っ暗だったし。
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