それから数日後。 退屈で仕方なかった入院生活がやっと終わった。 「翔くん!おはようっ」 「おはよう、小春」 所々傷跡が残ったものの、怪我は無事に完治。 戻ってきた日常。 今日からまた、小春と一緒に登校できる。 「久しぶりだね。こうして一緒に登校するの」 「だな」 やっと小春のそばにいれる……。 「翔くん、退院したばかりなんだから無理しちゃダメだよ?」 「いや、別に俺病気で入院してたわけじゃないから。ピンピンしてるから平気だよ」 小春の手を握って歩き出そうとした時。