突然の怒鳴り声に驚いて、慌てて後ろを振り返ると。 「翔くんっ……」 鬼のように怖い形相の翔くんがいた。 初めて見た気がする。 こんな怖い顔の彼……。 「春井……」 「四ノ宮っ……てめぇ、何やってんだよっ!!人の彼女に手出してんじゃねぇよ!!」 こんなの翔くんらしくないよ。 怖い。 今は……翔くんも、怖い。 「小春から離れろっ!!俺の大事な彼女に触るなっ……!!」 「やっ……」 翔くんに右腕を引っ張られた。 そしてもう片方の左腕は四ノ宮くんにガッシリ掴まれた。