「あー、ごめん。ちょっと言い過ぎたな。まぁ……気にするな」
そう言って翔の背中をさすった。
だが、見事に俺の言葉は届いてない。
「つーか、ちょっとくらい依存したっていいじゃんか。俺と小春は命の危機から一緒に生還した仲なんだから。心に傷を負った小春をそばで支えてきたのも俺なんだから。部外者のあんたにとやかく言われたくねーし」
ブツブツと。
嫌味が込められたような言葉を述べる姿に少し寒気がした。
こいつ、マジで大丈夫か……?
「おい、翔……大丈夫か?」
「……もう限界」
「え?わっ……」
翔は俺を思い切り突き飛ばして、走って部屋を出て行った。
「おっ、おいっ!!待てよっ!!」
慌てて後を追った。

