一体、間違えたのはどっち? 歪んだ愛情ばかりを注ぎ続けた彼? もしくは……。 愛情がどんどん歪んできてると思いながらも、彼から離れなかった私の方? 「四ノ宮くん……」 涙を拭って。 右手を彼の頬に添えた。 そしたら彼は嬉しそうに微笑んだ。 「小春ちゃん、大好きだよ?愛してる……」 「……ねぇ」 「うん?」 「私ね、すごく嬉しかったの……」 「え……?」 私の言葉が唐突過ぎて、意味がわからなかったみたいで。 彼は不思議そうに首を傾げた。