そうみんなが口パクで言っていた。 何なんだよ!俺に押し付けやがって。 「みんな何言ってんの~?」 でも仕方ないか。一刻も早く瑠那を寝かせることが安全だ。 「瑠那」 『なぁに~?祥也~』 「寝るか」 『うんっ!』 そう言って抱きついている瑠那を一旦剥がして、お姫様抱っこの持ち替えて。 「お前ら覚えてろよ」と口パクでみんなに伝えてから瑠那を寝室に連れて行った。