「瑠那」 俺がそう呼ぶと顔だけこちらを向けてくる瑠那。 この状態で見ると必然的に瑠那が上目遣いなるわけで。 マジか…… これは強烈だ。 たまに普段でも拗ねる時もあるけどここまでじゃない。 けど、、、 今日のは破壊力が半端じゃない。 鼻血出してたヤツらも仕方ねえな、これは。 「これやるから機嫌直せ、な?」 そう言って俺は酒を渡した。