ガラッと連れて来られて屋上のドアを開けると。 「やっときたか、瑠那」 と蛍がお出迎えしてくれた。 ふふっ、もう私には怖いものなんてないんだよーだ! 「なに笑ってんの。今から俺と一緒に楽しいことするのに」 『楽しいこと?』 「そ。このまま俺と歩きで街を練り歩くんだよ」 『はぁ?』 絶対嫌だ!こんな意味わからないくらい短いスカートにフリッフリのレースたっぷりのアニメの中で出てくるようなメイド服なんか着て街歩けるかっつーの!!