『と、まぁ、こんな感じですね。
あと、この刀は、鬼斬り刀。
鬼を殺せる刀です。
純の鬼だけが、扱える特別な刀です
ほかの鬼、人間が使うと、
死にます。
わかりましたか?
なにか、質問は??』
「ねぇ、なんで、萌のまわりに
トキドキ、桜の花びらが??」
あ。…なんでだろ…
私も
『わからない』
「そうなんてすか」
『でも、多分、刀かな。』
「刀…ですか?」
『はい。この刀には、2つ、名前がありまして。
一つ目は、白桜。白い桜。
二つ目は、赤桜。赤い桜。』
白桜は、斬る前に舞う桜の花びら。
赤桜は、斬るときに舞う。というか、
血で花びらが染まって赤桜という
「赤い桜は、血ですね」
『よくわかったね。そうだよ。
ほかには?』
「はいはーい!
なんで、未来にいっちまったんだ??」
『兄様が連れてったからなぁ…
刀か…。鬼の力か…
わかりませんね。
ほかには?』
「じゃあ、萌じゃないけど…
古高。拷問されたくなかったら
全部はけ」
あ、そうだったね
「あ?あぁ。池田…グエッ」
『しゅんちゃん。名前は言うな』


