「なんで俺?!」
『なんとなく』
「なら、一回頭斬ってみますか」
「沖田!!!!今の聞いてたか?!!!
頭斬ると死ぬんだぞ!!!!」
「本当にそうなのか、確かめるんですよ。
真実が分かるし死ぬ。
一石二鳥です♪」
「どこが一石二鳥だぁぁ!!!!!」
うるさいなぁ…
話してあげてるのに、もう少し静かにしてくれるかな
『チッ。黙れ』
「「ブルッ!…す、すいませんでした…」」
よし。黙った。
『鬼はもう、私と兄様しかいません。
親も鬼でした。ですが、殺されました』
「死なないんじゃ、なかったんですか?」
『鬼にも、血が平均より、少なくなると、治癒能力があっても死ぬんです。
親は、両腕、両足、首を、切断されました。
バラバラ人間ってことですね…』
出血が半端なかった
思い出すだけで、ゾワッとする
『他にも、鬼族はいましたが…
鬼と鬼が殺し合い。消えました
残ったのは、兄様と私だけ。
私は、その純の鬼の姫。
姫とは、ほかの純の鬼よりも怪我をはやく治せたり、外に出た血を体内で作れるんです。だから、私をどんなにバラバラに斬っても、私は、一生死にません』
こんな体。嫌だ。
『死ぬことは…、自分の寿命をずっと待つことだけですね。
でも、鬼は人間より、長生きします。
ですから、鬼は普通に1000歳はいきますよ。
私はまだ18ですが』
「最大、何歳までなんだ??」
『えっと…。長くて…、、
9000歳はいくんじゃないですか?
しゅんちゃん見たいな鬼は、長くて8000歳ですね』


