どこからはなそうか。まず、自分の名前から?かな



『私の、本当の名前は、
木ノ原萌。
昔、沖田さんと土方さんと遊んでいた女の子ですよ。
あ、私は男じゃなくて、女です』


「女ってのは、薄々気づいてたぞ」

「顔が女っぽいからな」

「声もな」



三馬鹿黙れ



「…波さんが、あの、ちっちゃくて、ちょこまかしてた、あの萌ですか?」

「あの、いじるの大好きだった奴が、お前なのか?」

『殺されたい?
そうっていってるじゃんか。
そうくん と としくん』



まぁ、信じれないのもわかるけどさぁ…



『話進めます。
沖田さんと土方さんは会ってますよね?
私を消した男の人』

「あぁ、僕らよりチビのくせに、小僧とか言っていた奴ですね?」

「そいつがどうした?」

『私の兄様です』

「「はぁぁぁぁぁ?!!!!!!!」」



うるさ。みんな驚いてるじゃんか。



『消された後。私は、未来にいました』

「未来??」

『何百年後のこの世界です。
何百年後の世界は、戦などありません。
刀とか、真っ先に処刑ですね~。
平和で、自然豊かです。
私自信は平和ではありませんでしたけど』



殴られて蹴られて水かけられて

ほんと、最悪だったし