地味にすごい
「おい!!!てめぇらまて!!!!」
「波さ~ん。待ってくださいよ♪」
「とまれ」
待てと言われて待つ奴はいない!!!
とまれと言われてとまる奴はいない!!!
このまま、ダーシュ!
「なぁ。そう言えば、兄様は?」
『兄様??兄様は…、頑張ってるよ』
「…そうか。…どこまで走るんだ?」
『…さぁ?』
これ、一生走るんじゃない?
これは、私が最初に体力きれる感じ…
「リアル鬼ごっこだな」
『もっとリアルがあるよ。
梅の花 一輪咲いても 梅は梅。
これを叫ぶと、本物の鬼が』
「本物は萌だろ。
いっぺんやってみるか」
『いや、やめておこう。それいうと、
スピードはやくなって死ぬよ』
「それだったらやめといたほうがいいな」
最終的に死ぬよね…
体力が限界にいったら
『屋根のぼる?』
「忍か。平気だ」
『よし、いくよ』
鬼は、運動神経が普通の人間より優れすぎている
屋根に乗るなんて、ひとっとび


