ヒラヒラ…
「桜の花びら…?」
『そ。私、時々、桜の花びらが舞うから』
なんでだろうね
一瞬で、蔵の地面は桜の花びらいっぱいになった
「フッ。不思議な奴だなぁ昔から」
『でしょ?』
「あぁ」
パンっっ
「波!おせぇぞ!!って…
おい、なんで…、傷が治ってんだよ…」
『うわっ…』
あ。傷のことなにも考えてなかった
どうしようか。
あ、しゅんちゃんが治癒能力を持っていて、
みんなの前では見せれないから、私の前で治して
傷口がふさがったと言うことにしよう
「おーい。萌。自分の世界にはいるなー」
『あ、ごめん。
えっとねー…。
この人は、治癒能力を持ってて、その事をしらない土方さん達の前では、自分の傷を治せなくて、私はその事しってたし?
だから、傷が治ってるってわけ』
「おーい。それおかしいぞー」
『あぁ"?』
「いや、ナニモオカシクアリマセン」


