土方さんの後ろを気配を消してコソコソと追いかける



ついた場所は、蔵。


土方さんはその中に入っていった

土方さんが扉を開けたとき、中から血の匂いと叫び声が聞こえた


あぁ~、ゾクゾクしちゃうよ

なんてね


古高さんを拷問してるんだよね

あ~あ、かわいそうに



「なにしてる」

『!!!さ、斎藤さん…』



見つかった…


『あ、いえ、あっ…。あ、あはは~
で、ではーー!…ウヘッ…』




斎藤さんの横を通りすぎようとすると、斎藤さんが私の首ねっこを掴み、蔵の中に引きずった



「副長」

「あぁ、斎藤か。…おい。その荷物はなんだ」

「蔵の前に突っ立ってました」



荷物と言うのは、私のこと。

荷物が立ってるわけないのに



小さな視線を感じたので、視線のほうに目を向けると



『…えぇぇぇぇ!!!!!!』

「っ…、、ゲホッ…あの…娘かっ…ゴホッ」

『古高って、あの古高だったの?!!
…ご愁傷様です』