『うん。ありがとう。』

「おう。このことは、秘密。誰にも言うなよ?」

『わかった。また、近いうちに会える?』

「あぁ。会えるさ。
あ、言うの忘れてた。
俺の刀は、黒桜。赤桜。
萌の刀は、白桜。赤桜。
似てるだろ?
この刀は繋がってるんだ。
だから、こいつらが引き合わせてくれる。
その時は、刀が異変をおこすから」



やっぱり、この刀も兄様の刀もそうなんだ



「じゃ、また、会うときまでじゃあな」

『うん。兄様、またね』

「おう」



兄様は手を振って消えていった



私の正体。昔の真実。


がわかった


兄様、ありがとう。




帰りに、沖田さんに甘味を買って帰った