どうやら、滝私をここに戻したみたい
滝って…アホ以上バカ以上…
シュッ
「もう一回おくってやる!!!!
やったる!!!!!」
そう何回もできるものなの?!!!
『ふんっ。誰がもう未来に行くもんですか。
やっと、記憶も戻って、せっかく会えたのにさ』ボソッ
てか、刀ふりながら喋るのやめてくれないかなぁ?!
「おい。明日、はなすことがある。
この先の橋に朝、一人で来い」
『…土方さんが許可したら』
「いやいや、絶対来いよ!!!!!」
はぁ。と、ため息をつきながら鞘に刀をしまうと、去っていった
『…わかんない奴だ…』
「な~み~さ~ん。どういうことなんですか?これは」
『……よし、戻る』
「って、無視しないでくださいよ!!!」
だって、沖田さんから気づいてくれないと、嫌だから
滝の周りには、
黒い桜の花びらと赤い桜の花びらが舞っていた。
黒桜。赤桜。赤桜はおんなじか…


