『!!…ざっと、20人か…』
「あ、波さんもわかりました?
僕も気づきましたよ。
人数はわかりませんでしたけど」
沖田さんなら、人数くらいわかるとおもったんだけどな
だけど、めんどくさいな
「波さん、殺りますか?」
『はい』
でも、この感じ…
人間…じゃない…?
人間じゃなく、もっと、違う奴
「隠れてないで出てきてくださいよ」
沖田さんが殺気を出しながら言うと、
黒ずくめの奴らがゾロゾロて出てきた
「…なんですか。この人たち。
おかしいですよ」
『…沖田さん。こいつら、人間じゃありません。
…ただの刀じゃ、殺せませんね』
「…え?それって、どういう…」
『殺すには、心臓・頭を刺してください
ね』
白桜をシューと鞘からだして自分の前で構える
ヒラヒラ… ヒラヒラ…
また、桜の花びらが…
真っ白な、桜の花びら
まるで、この白桜みたい