洗い物をすませたら、井戸から水をくんで、洗濯。
終わったらほす、庭の雑草抜きも一応ね
はぁ、熱いなぁ…
&暑い
もうすぐ6月。6月5日になると、
池田屋事件。
『…沖田さんが…労咳…』
「はい?僕がどうしたんですか?」
『っ!…お、沖田さん。
なんでもないですよ』
てか、私、ここにきて、よく喋るようになったなぁ…
楽しい…のかな…?
「そうですか…」
『…沖田さん…』
「はい?」
『6月5日は、…気を付けてくださいね』
「6月5日??はい、わかりました」
私も、行けたらいいのに
私は、死なないらしいからね
「そう言えば、傷、大丈夫ですか?」
『あ、はい。まぁ、傷痕残りましたけど、治りましたよ』
「傷痕…残ったんですか…」
沖田さんは、小さい声で私の肩を眺める
「波さん、女性なんですよ?
傷痕、ついてもよかったんですか?」
私の身体中に、どれだけ痣があるのかねぇ…
それに比べたら、こんな傷痕なんてどうってことない
『いいですよ』


