沖田さんに布を変えてもらい、
服を着なおした
『…ありがとう…ございます…』
「いいえ。それと、聞きたいことがあるんですが」
『…夜の、事ですよね』
「はい」
スー
「総司。あ、お前、起きたか」
『はい』
部屋に土方さんも入ってきた
あー…、なんか、老けた?
「波。いま、俺見てなに思った…」
少し起こりぎみで土方さんは私に聞いた
老けた?って思った
こんなこといったら、殴られるね
『…別になんとも』
「…そうか。
お前、昨日何があった」
土方さんも聞いてくるかぁ…
どういようかな…
『…夜、散歩してたら、いきなり斬りかかってきて。油断してたら、肩斬られて、長州には、怨みがあったから、斬りかえしてた』
「ほぉ」
「なぜ、油断してたんですか?
怨みがあるなら、油断しないはずですよね?」
『怨みがあるからって、油断することもある』
スパンっっ
「歳!!!!!怪我人とは誰だ!!!」
「こ、近藤さん!!!」
近藤勇か…