『土方さん。加藤さ、私どうやったら未来に帰らせるか考えてみる』
「女中が減るのは嫌だが、
あんな女は必要ない」
土方さんのタイプでもなさそうだし
『はぁぁぁぁ。女中やめたい。
小姓もやめたい』
「女中はやめさせれねぇが。
総司の小姓やめて、俺の小姓になるか?」
『嫌だ。小姓自体やりたくないの』
はぁぁ。もう、なにもやりたくない
「はぁぁ。
波。気分転換にもう一度外出してこい。なんなら、甘味でも食べてこい
金渡すから」
土方さんに無理矢理金持たされ、外に追い出された
ーー(ま、行きましょ
そうだね
屯所からでて、町を歩く
6月なのに天気いいなぁ
「あ!!やっと見つけた」
『…殺すよ。変態野郎』
「はは~…。殺さないでくれる??」
さっきの男が私の横に並んでヘラヘラしている
『あんたがいると休めないの。
どっかいってくれる』
「何があった??話せば楽になるよ?」
『見知らぬ人に話してもなんにもなんない。
それに、あんたには絶対わからないこと。
話しても、頭にはハテナが出るよ』
未来からきたやつに困ってるとか
こいつ、絶対信じないし