「波~、
僕もついていっていいですか??」

『え?あぁ、まぁ、、いいですよ』

「ありがとうございます♪」



ちょっと、これからスマホで加藤の言葉録音しとこうかな

証拠になるし


沖田さんが部屋に、戻っていって、私はお皿を洗おうとすると



「あ、私洗うから、とっとと部屋に戻って」



手でシッシッとハエをはらうように動かして私を睨む

上にいる山崎さんには気づいてないみたい




『部屋戻ってもやることないし、洗ってるところ見てるよ』

「…チッ。なら、あんたがやって」



うわぁ、あんたって言われた。

人間にあんたって言われたし

殺そうかな

…ううん。我慢しよ


お皿を丁寧に洗い、ため息をついて部屋に、戻った



部屋につくと、なぜか、泣いている加藤と

加藤の背中をさすっている沖田さんの姿があった



『…よし。見なかったことにして行こう』



スパンっと襖をしめて、一人で外にでた