うわっ。こいつ、俺様って…
カチャ
…わー…。刀、首に当てられてるよ
私、まだ、立ってないんだけど
〔あやまりもせんのか〕
声だしたくないから
てか、痛いから
血、出てるから
「ねぇ。おじいさん」
〔あ"?…ひっ!!し、新撰組っ!!!〕
あ、この声は…
「ククッ。斬っちゃうよ?」
〔うっ…!!こ、小僧!!覚えとけよ!!〕
関係ないことは、私は覚えないから
それより
『…沖田さん。ありがとう…ございました…』
「心配でついてきたらなにやってんのさ。
って、また血出てるし!!!!!
ほんとにもう…、戻るよ」
と、いうことで。私はまた、屯所に戻され、手当てしてもらった
「はぁぁ。波さんは、怪我する名人ですか?」
あ、そうか。今、青木波なんだ
『…違いますけど』
私は、治す名人ですけどね


