知りたくなかった本当の気持ち

私の謝罪にいい顔をしない彼。


「俺、そんなつもりで言ったわけじゃない...。
 

悪かった。  


 ここは冗談を言うべきだったな」



優しく言ってくれる彼に、恋愛感情が沸いてしまう。


しかしそんなことを告白できるほどでもない。




私はここでケータイを見てみる。


なんとなくにだ。



するとそこには、父さんからメールが入っていた。



〖話があるからすぐに帰ってきなさい〗



まだ8時過ぎなのに。


それに今日は休みだよ。


何で行動を制されなければいけないのか。