知りたくなかった本当の気持ち


それから数十分すると、風磨君は戻ってきた。


なんだかんだ思っても、私は少しだけ眠りの世界に入れていたみたいだ。



「あ、ごめん。

起こした?」


私が顔を上げると、心配そうにされた。


「大丈夫...」


私...風磨君に気を遣わせる雰囲気をかもしている...。


ダメだよ、これ。



......てか!

風磨君がタンクトップでいる。


目のやり場に困るじゃん...。


ほどよい筋肉の付きで、私は凝視してしまうかもしれない。



しかし彼にはそんな気、一切無いと思う。



気にしないようにしないと。